阪神タイガースはなぜ弱いの?来年は大丈夫?

阪神タイガース

1.経営陣の稚拙さと若手不在によるチーム力の低下が原因

2018年セリーグのシーズンで最下位になってしまったのが阪神タイガースですが、ただ星野監督が率いていた2003年に優勝して以降は3位が最高でほぼ4位以下のBクラスに甘んじています。

なぜ阪神タイガースはなぜ弱いのかというと、根本的に経営陣の稚拙さと若手不在によるチーム力の低下が挙げられるのです。
経営陣の稚拙さとは、まず経営陣の役目はチームが勝つため現行のチームの状況から逆算して今後足りなくなる部分を補強して力を維持するのが仕事になります。

現状の強いチームである広島やソフトバンクといったチームは、全国にスカウトを派遣して有名な高校だけでなく無名だがプロでもやっていけそうな選手をピックアップしています。

有名な選手が競合して取れない時には、その無名のうちにピックアップしておいた選手が高校と大学そして社会人になった時に成長していれば獲得して育てて戦力としていることで強くしているのです。

しかし2004年から現在に至るまでの阪神タイガースの選手の内訳をみると、大半は手当たり次第にその年の良いと思われる選手だけを獲得しています。
もちろんこの方法が間違っているわけではないのですが、先に言ったとおりに未来から逆算して獲得しているわけではないのでどうしても弱い部分が生まれてしまいます。

2.10勝に到達している選手が助っ人であるメッセンジャーだけ

現在の阪神タイガースの弱いところというのが投手陣であり、今期の個人成績を見ても10勝に到達している選手が助っ人であるメッセンジャーしかいないのです。

野球というスポーツは9回が終わった段階の得点差が勝敗につながるスポーツなので、その9回に到達するまでに阪神タイガースの失点数は平均で4点以上になっています。

野球にとって4失点というのは負けに等しい点差であり、どんなに打線が頑張っても4点以上を毎回とるのは至難の業です。
失点数が多い理由の一つが若手の不在であり、チーム内の平均年齢を見てみると28歳以上と他チームに比べても若手が少ないということがわかります。

2003年に優勝した経緯は、2001年に招聘した星野監督が他チームから有力な選手を獲得するだけでなく2軍にいた若手選手を引き上げて総合力を高めたことが大きいです。

しかし関西の気質によるものなのか、あまりにもチームへの愛着があることで自軍チームに対してブーイングがひどいことがあります。
2003年の頃というのは、応援団のブーイングをされても星野監督がしっかりとフォローしていたので若手は委縮せずにのびのびとプレイしたことで優勝の原動力になったといえます。

3.来期以降、急激な世代交代を進める可能性は十分にある?

しかし星野監督以降の監督は、精神論が先に立っている人が多く若手がブーイングを受けた後にこれも教育とフォローをしていない人が多かったのです。
勿論多少のブーイングで心を乱されてプレイができないのは本末転倒ですが、ただ関西のブーイングは他のチームとは比べ物にならないほど大きいものなので精神面での負担があるのも事実です。

ブーイングに左右されづらいベテラン選手だけがグラウンドに立つことになるので、最初の序盤は試合をこなせますが夏場の試合になってくると疲労の蓄積によって動くに精彩を欠くことになり勝てなくなる悪循環にはまってしまいます。

これが万年Bクラスの要因なのですが、ただ来年に限っては好転する確率が高いです。
その理由としては1軍はベテランばかりといいましたが、実は2軍は18歳から24歳の粋の良い若手が多く2軍のリーグ戦でも上位に入るほど勢いがあります。

稚拙といっても経営陣も阪神タイガースの平均年齢が28歳以上で構成しているのは理解しているので、ベテラン選手には申し訳ないが急激な世代交代を進める可能性は十分にあります。

そこで現在2軍でリーグ戦を上位に導いている選手の多くが1軍に上がれば、泣き所だった投手陣の充実と多様性のある攻撃ができるようになれば十分に上位に食い込めるチームになると考えられるのです。